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このサイトは東北芸術工科大学が運営している「山形エコハウス」に関する情報を発信するブログです。
by yamagata-ecohouse
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プロトタイプ1、地盤改良工事と遣り方
プロトタイプの進行状況をお伝えします。




プロトタイプ1の敷地は以前農地だったこともあって、

地盤改良工事が行われました。

残念ながら、工事中は見逃してしまいましたが、

その後の状況はこんな感じです。


プロトタイプ1、地盤改良工事と遣り方_a0158602_14343879.jpg



よく見かける工事現場になってきました。

プロトタイプの基礎はベタ基礎です。

建物の1番外側の基礎は凍結深度などによって、中央の基礎よりも

深くしなくてはいけないので、その差で中央に砕石が盛ってあります。

次にやる作業は「遣り方」です。

遣り方とは正確に建物の位置を決めるための作業のことです。


プロトタイプ1、地盤改良工事と遣り方_a0158602_14504113.jpg



敷地の周りに打たれた杭に水糸をはって、外壁のラインを出します。

杭(地杭、水杭)は外壁から50cmくらい離れたところに、しっかり打ちこまれ、

その杭に、正確な高さに貫が打たれています。

今は便利で、自動で高さを出してくれる機械があるので楽ちんだそうです。

昔は、覗き込むタイプで高さを測っていました。

ここでは、貫の高さから150下がったところが基礎の天端の高さになります。

この水糸は設計図のY1通りです。


プロトタイプ1、地盤改良工事と遣り方_a0158602_1543718.jpg



貫に書かれた「カネ」の文字。

これは建物の水平方向の直角を出すために書いた基準のライン。

軸のラインと間違えないようにカネと書いておきます。

カネピタという道具ではかれば、建物のラインが直角に出るというしくみ。

とても原始的な装置です。


プロトタイプ1、地盤改良工事と遣り方_a0158602_1583483.jpg




土留めの立ち上がりも打ち終わりました。


プロトタイプ1、地盤改良工事と遣り方_a0158602_1585325.jpg



プロトタイプ1、地盤改良工事と遣り方_a0158602_1594688.jpg



現時点ではこんな感じです。

少しずつですが出来ています。

今日は遣り方の続きの予定でしたが、あいにくの雨で金曜日に延期です。

金曜日、晴れて欲しいなぁ。




今年も残すところ、あと10日となりました。

あー時間が経つのは早いものですねぇ。

日曜日はM-1グランプリ!笑い飯に期待します。

アパートにテレビがないので、どなたかお邪魔させてください。




金曜日、またレポートします。





kameoka
by yamagata-ecohouse | 2010-12-22 15:17 | □HOUSE-M
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