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エコハウスの環境に慣れてきて
家がとても寒く感じるようになってきた今日この頃です。 さて、昨日はムジ・ネットの皆様とエコハウスツアーということで オルタナハウス蔵王、山形エコハウス、プロトタイプ1を見学しました。 まずはオルタナへ。 実は、オルタナを実際にみるのは初めてでした。 オルタナはエコハウスと比べると26坪(1,480万円)と小ぶりで 1階と、その半分の2階で構成されている非常にシンプルな間取りです。 オルタナは価格を最小に抑えることを目標につくられました。 性能はQ値1.4W/㎡・K、C値は0.9c㎡です。 真っ白な空間に床や化粧の柱が映える空間となっております。 全て白にしてしまっても、全然ドライな空間には感じませんでした。 それは、木のぬくもりとか色味がホワイトアウトの空間を やさしく、ほんのりとさせているのだろうと思います。 ただ、オルタナハウスは週に1日か2日程度しか使われていない状態で、 建物が冷え切っており、快適さが感じられませんでした。 冷え切った状態から暖めるのは非常にしんどいです。 本来であれば、ほぼ毎日人が生活しているはずなので このような状態で建物が悪く評価されてしまっていることは非常に残念だと思いました。 次は、我らのアジト、山形エコハウスへ。 竹内教授、三浦教授も合流しての御案内です。 山形エコハウスは常時人がいるのでぽかぽか。 ムジネットの皆様もこれには感動された様子。 ほっと一安心。 ムジネットの皆様は、ひとりひとり温湿度計と表面温度計をもっていて 家のいたるところの温度を計測されていました。 特に、吹き抜けによって温度差が生じないことに感心されていらっしゃいました。 今回ムジの皆様とお話することができて、 高断熱高気密住宅ってほんとに快適なのかどうかを 自ら足を運び、体験し、自宅で実験なんかもされてらっしゃって、 ユーザーにエコハウスをきちんと理解してもらうことの大切さとか、 消費者の目線になって考えていらっしゃるのだなぁと感じました。 私自身も、山形エコハウスが高嶺の花になってしまっていて どうしたら良さを分かってくれるのだろうという悩みを抱えています。 お金がからむと、エコはもやもやした感じになります。 地球温暖化の問題、イニシャルコストの問題、色々な問題がありますが、 エコハウスの快適性は嘘をつきません。 嘘をつかないためには、施工の知識や技術を高めなくてはいけません。 エコハウスで感じたことはこのブログやツイッターで発信していこうと思っています。 ほんとに快適なの?って思われたら、エコハウスへお越しください。 百聞は一見にしかずという言葉がありますが、きっとそうです。 今年度も残りわずか。 終わったら暖かい春がやってきます。 花粉は嫌ですが、お花見が楽しみです。 kameoka
by yamagata-ecohouse
| 2011-03-10 14:07
| □日々の山形エコハウス
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